自由になるための読書感想屋

読んだ本の感想を書いていきます。ジャンルは不定

「言葉」があなたの人生を決める/苫米地英人 著

今回、感想を書かせていただくのは、「言葉があなたの人生を決める」という

苫米地英人氏の著書になります。

 

この本は、簡単に言うと「アファメーションという自分に対して肯定的な言葉を

かけることで人生のゴールの達成に導いてくれる方法」が書かれたものです。

 

私たちの思考は全て言葉で成り立っています。

もちろんイメージを使って考えることもありますが、

そのイメージの元をたどっていくとそれらは全て自分や対象を

規定する言葉に行き当たります。(言葉があなたの人生を決めるP2,3) 

 この文にあるように、我々人間というのは国籍、人種、時代を問わず

全ての人が言葉で思考しています。

 

私たちは、生まれて少し経ってからずっと言葉を使っていますが、

その「言葉」についてどのくらい考えた、もしくは向き合ったことがあるでしょうか?

まず、学校では「言葉」がいかなる影響を我々にもたらすかというのは教えてくれません。ですが、その言葉というものが「あなた」を作っているとしたらどうでしょう?

そんなこと、普通に生きてたら考えもしませんよね?

「言葉なんかで人生が決まるわけないやろ(笑)」みたいな反応が普通かと思います。

 

例えば、いつも人の悪口や批判などが口をついて出てくる人がいますよね。

そういう方たちは間違いなく無意識の中では24時間他人の悪口や批判が飛び交っています。そんな状態で、人の長所を見出したり、ほめ言葉が浮かんでくることはないですよね?ましてや自分の人生で成し遂げたい目標や夢について考えるなんてもってのほかですね。

 

これは一例に過ぎませんが、普段のその人の口振りやあるいは行動と言ったものを

観察してみると、その人が無意識の中でどのような思考、つまり言葉を使っているかが

傾向として見えてきます。

 

ということは逆を言えば、言葉をうまく使うことで「なりたい理想の自分になる」ということができるわけです。

 

「言葉」について何も考えたことがない人、向き合ったことがない人にとって

この本はまるで違う世界が見えてくることでしょう。

「一体言葉と人生の目標(本書では人生のゴールと言っている)と何が関係あるんだ?」

「今の自分は使っている言葉によって決まっているだと?」

「どういう言葉遣いをすればいい方向に行けるんだ?」

などの疑問を持った方は是非読んでみてください!

 

 

新しい本も古い本も両方読んでみると良い

書店に並ぶ最新の書籍の数々、思わず中身を見たくなるような

タイトルの付け方、これらは非常に魅力的ですよね。

 

読書の経験がない方などは、読書をしてみたいと思ったときには

まず目に入るのは本屋に行けば目立つところに陳列されていたり、

あるいはamazonでセールランキング上位の本などに興味が

湧くことが多いのかなと思います。

 

それらに興味をそそられて、いつの間にか本を読む習慣が身についたりしたら

それはグッドです。でも最新の本や新し目の本だけを読んでると、

非常に知識に偏りが出たり、深く読み込めなかったりします。

理由は、最新の本というのはジャンルによっても変わりますが、

多くの場合過去に出版された本などの焼き直しである場合があるからです。

 

なので、興味を持った分野に関してはその分野の古い本まで読んでみることで

歴史やルーツなどが見えてきたりします。そうすることでより立体的に、

奥行きのある世界が見えてくるようになるのではないでしょうか?

 

また、歴史やルーツをたどることで、次々出版される本の中で「読まなくても良い本」

などが見抜ける能力も同時に養われていくので、

違う分野の読書をする時などにも役立てることができるでしょう。

 

とはいえ、いきなり古い本から入ろうとすると

やはり小難しく感じたり、興味をそそられにくかったりすることが

ありますので、新しい本を入口として徐々に年代を気にせず読めるように

なるといいかなと思います。自分でする読書は誰かにやらされたり、テストで

点数をとるためだけにやるものとは全く別物ですので、

誰かと競ったり比べたりすることなく、自分が抵抗なく入れる形で

読書をしていくのがおすすめです!

参考になれば幸いです!

読書を通じて自由を目指していく

「自由になるための読書感想屋」にお越しいただいてありがとうございます。

あなたはどのくらい読書をしてますか?読んでいる方はどんなものをどのくらい

読んでいますか?それとも全く人生で読書をしたことがないけど、いつかは

読書習慣をつけてみたい!と思っている方もいらっしゃるかと思います。

 

本というのは日本語の本だけでも毎日200冊出版されていて、

しかもありとあらゆるジャンルのものがあります。

従ってどれほど読書好きで読むのが速い人でも

全ての本を生きている間に読みつくすのは不可能と言ってよいでしょう。

(読書だけしてれば後は何もいらないわけではないですからね!)

 

でもその中でも、万人にとって読む価値のあるものや、

あなたにとって人生観や価値観を大きく変えるきっかけとなる

本がこの世には必ずあるはずです。

 

人生で大事な事は、残念ながらほとんどの大人は教えてくれません。

(知らないだけかもしれませんが)しかし、本というものを通して

誰もが自分に必要なことを知ることができます。

しかもそれが大変安価で手軽に手に入ります。

 

読書というのは自分に役立つツールの一つでしかありませんが、

相当に強力な味方であることは間違いありません。

 

自分で本を探すというのも大いにありですし、もちろん

するべきなのですが、誰か他の人に紹介してもらった本を

きっかけに新たに開けることがあります。

 

当ブログではそのようなきっかけ作りが少しでもできれば良いな。

ということで、私が読んだ本を紹介させていただくこととします。